ラオスの風景(2) -便利なカゴ-

 

 熱帯の国々、特にラオスのような伝統の生活が変わらず続いている国では、カゴが色々な場面で大いに活用されています。
 左の写真は、ラオス北部で撮影しました。山岳民族の人達が、木材を運んでいるところです。 結構重い荷物を背負っていても、歩くのはスタスタと早いんですよ。
 カゴは、それ自体の丈夫さと軽さ、また背中に密着しても蒸れない通気性、そして経済性(この点が日本とは違いますね)が優れているため、現在でも広く重用されているのだと思います。
 


 かわいい仔ブタ。

 ペットとして飼いたい気分になりますが、現地の皆さんの殆どは、大きくなったら売るために飼っています。
 あまりにかわいくて、売る時には、悲しくなって売りたく無くなるのではと思うのですが、そう尋ねても、やはり生活が掛っているためか「やっぱり売っちゃうよ」という答えが返ってきます。

 


 というより、大きくなったら、あまり「かわいい」という感じでは無くなるのでしょう。
 売られる時は、こんな感じ(左)です。
 カゴにしっかりと納まっています。

 この大きさはまだ成長期ですが、ブタらしい面構えになっています。
 カゴに入れられて、ブーブー言いながらも大人しく納まっているのは、四肢を紐で縛られているからです。


 売り買いの現場。

 中央の女性は天秤ばかりで目方を量って値段を決めています。右の男性が買手。
 こういう感じで、道端で物を売るのは日々の光景です。
 ここは、バスのターミナル。駅のような場所ですから、様々な人が行き来し、このような場にもなるのです。
 ブタを買った男性はこの後、カゴ豚を片手に、後方に見えるバスに乗って、去って行きました。

 


 カゴに入るのは豚だけではありません。
 鳥も入ります。真ん中に座っているのは、アヒルで、
既にカゴに入っているのは地鶏です。
 カゴは、それだけでは弱いので、連結したら竹竿を通して担いで持ち運びます。
 ガーガーと鳴き声がそこら中に鳴り響いていました。

 女性のスカート(シン)が素敵でしょう!

 

 「カゴ」とは違いますが、素材的に似てるので掲載しましたが、こんな家(右写真)も、熱帯の国ではよく目にします。
 外壁は竹を割って編んだもので、丈夫さこそ大してありませんが、涼しく経済的です。
 これは、金物屋さんですが、自宅は別にあるそうです。