ラオス中央部の布

タートダム(黒仏塔)

 首都ビエンチャンを含むラオス中央部の織物事情は、様々な様式が渾然一体となってつかみ所がなくも見えますが、次々と新しい様式や価値観が生まれる場でもあります。生産される絹布の多くが外国で消費される現状では、外国人の価値観が大きく影響します。現代的、都会的なセンスは外国人のアイデアである場合が多いですが、それらは私達日本人にとっても受け入れやすいものです。

 

しましまのパービアン

 ここでの「しましま」とは縦方向に細かく色が変わっていることで、縦に吊るすと横縞が印象的です。
短いパービアン(シンプル柄)

 シンプルな柄のパービアンで、肩掛け(首巻き)にちょうど良い長さに出来上がっています。渋好みの外国人向けのデザインとして広まりました。
無地のショール

 無地の布地です。渋く自然な色に仕上がっています。柄は入っていませんが、独特の織り方で凹凸のある荒い素材感が特徴あります。絣布の糸始末が発展して面白いデザインになりました。

パービアン(草木染め)

 当店オリジナルの「草木染め」パービアンです。浮織ナークと綴れ織りの相性が良いデザインです。

無地のパービアン(端柄)

 生地色が単色で、端の部分だけに柄が入っています。当店の商品中でも一般受けする定番商品で、デザイン的に新しいものですが、ここ2-3年で、一気に広がりました。

絣のショール

 絣(かすり)模様の布地です。何度か染色し(後染め)、渋く都会的に仕上がっています。

パービアン(新柄)

 シンプルで一般に当たりが良い柄のパービアンです。主に外国人(日本人など)向けに開発された商品で、見た目の受けが良いように織柄が控えめになっています。メリハリのある都会的な雰囲気が魅力です。

草木染めのパービアン

 この商品も当店のオリジナルで、すべて天然染料で染められています。浮紋織は伝統の蛇神(ナーク)柄で、合間に縫取模様が入っています。色・柄ともにラオスらしい商品です。

草木染めのシン

 左のパービアンと同様の行程で織り上げました。綴れ織りの入った上品な柄で落ち着いた色合い。渋好みの日本人にも通じるセンスです。

絹・絣-かすり-

絹・かすり布

 絣(かすり)柄の幅広布です。多少荒く張りのある絹糸で織られていて、表面の凹凸が手織りならではの良い感じに仕上がっています。

絹・縫取織
縫取織(ラオス中央)

 ラオスの定番柄の布です。「蛇神」柄や、「菱形」柄などです。ラオスの織物を実感できる存在感のある品です。

絹・浮紋織
絹・浮織布

 絹の浮紋織です。織柄一段毎に色を変化させる織り方で、絹本来の滑らかな光沢を楽しむ落ち着いた織柄です。絹ならではの薄く柔らかい手触りも心地よく、服飾としての利用も楽しめます。

金糸・綴れ織りのシン


綴れ織りが特徴的な、ちょっと派で目の色合いがエスニック調で、存在感があります。金糸が入っています。

裾柄のシン・花

 ラオス中央部のシンは裾柄模様です。この商品は、綿混の扱いやすい生地で普段着に向いています。

裾柄のシン・動物

 こちらも裾柄ですが、現代的な深みのある色合いで細かい浮織柄がキラリと光ります。

浮織模様のシン

複雑な浮織模様が美しいシンです。単色で落ち着いた印象の色合いが魅力的です。


           
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